システムと儀式 (ちくま文庫 お 18-1)
システムと儀式 (ちくま文庫 お 18-1) / 感想・レビュー
サイバーパンツ
業界の動向や流通、作品論・作家論まで含んだまんが論とアイドルを始めとしたシミュレーション化する少女論。中でも面白かったのは『めぞん一刻』論で、ここでは『タッチ』の勉強部屋と比較しながら、本来コミュニタス空間としての役割を果たすべき一刻館が、結果的には母胎として機能してしまっているがために、五代君が子供でも大人でもない宙ぶらりんの存在のまま物語が閉じるという歪みを指摘しているが、これは更科修一郎-宇野常寛に影響を与えているように思う。
2018/07/12
とくま
×p12中断。面白そーだなぁ、と思う。
2016/04/15
『遠い町』とか『MY詩集』とか寡聞にして知らなかった。60年代の「現代詩」の時代が終わって「ポエム」(?)の時代に移行する過渡期にちょうどぶち当たっているような気がする。ここら辺探ってみると面白そうな気もしないでもない。
2019/03/07
akiz
フォークロア、通過儀礼という言葉をこの本で知った 宮崎事件以前に書かれたという事を意識して読むとなかなか面白いんじゃないかなーと
はるしにゃん
記号化された少女の問題
2015/02/17
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