夢野久作全集 7 (ちくま文庫 ゆ 2-7)
夢野久作全集 7 (ちくま文庫 ゆ 2-7) / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
さあさあ、お立合い。暗躍するスパイの暗黒大使、親の仇討ちを目論む少年、曰くありげな美女と娯楽要素は十分。しかし、その実、無能な探偵を嘲笑うかのごとく、活躍する登場人物たちは嫌悪を抱くどころか、むしろやんやと喝采したくなるほど好ましい。これぞ、まさにアンチ探偵小説なり。
2012/03/29
カーゾン
M:夢野久作の著作の中では珍しく活劇調な作品。他の作家の書くところの”名探偵”を揶揄すべく書き進めたのだろうか?
2013/06/01
海野藻屑
美女が一番のキーパーソンだと思った。
2017/07/13
星
久作文学の中でも最も異色とされる暗黒行使(ダーク・ミニスター)が収録されている。
2016/12/09
こうきち
暗黒公使面白かったです
2016/11/02
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