かくも長き不在 (ちくま文庫 て 3-2)
かくも長き不在 (ちくま文庫 て 3-2) / 感想・レビュー
mako
普通に図書館においてあってびっくりしたwさすが都会。。 【】内の文章は映画化するに当たって削られたもの、とあったけど確かに【】内の内容はデュラス映画的内容だった。映画版も観なければ~。結末良かった。 (ハッピーエンドという意味ではない笑)
2015/11/15
たかさん
季節はデュラスの夏、テレーズの前に突然現れた記憶喪失の浮浪者。16年間待ち続けた夫に間違いない・・と思いたい。《テレーズを打ちのめした》《不在》そして最後のシーン、結びめがない。オペラの歌曲が物語の流れを暗示している。『夜明けの光』『ランメルモールのルチア』『ひそかな涙』『中傷の歌』『アルマヴィヴァの唄』 もう一人のテレーズ、モーリアック『テレーズ・デスケルウ』テレーズとは薄幸な名前なのか、ショパン『幻想即興曲』が最後に聞こえた気がした。
2015/11/24
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