大統領の密使 (ちくま文庫 こ 4-10)
大統領の密使 (ちくま文庫 こ 4-10) / 感想・レビュー
kokada_jnet
再々読ぐらいだが、イマイチ。この人の著書はすべて読んでいるが、この小説は、完全に失敗作だと思う。ギャグも笑えないし、ストーリーのほうもテキトーで、どうでもいい感じ。オヨヨ大統領はジュニア小説にちょうどいいキャラクターで、大人向け小説には厳しい。また、主人公に設定されている実在人物をモデルにしたアナウンサーについて、「そこそこ作者が好きな人物なので登場させた」のか、「時代の軽薄さの代表格としてピックアップした」のかも不明だ。「きのうのジョー」とか「鈴木ボンド」とかのキャラクター名も、面白いとは思えない。
2021/06/25
kanamori
☆☆☆★
2011/10/13
kokada_jnet
再読。この時点から徹底的なナンセンス小説ぶり。だが、他のオヨヨシリーズに比べて、キャラクターに精彩がなく単調。焼け跡でのマージャンや、シャリアピン・ステーキの話は、この小説で、最初に読んでいたのか。
1977年から
1978年
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