秘密指令オヨヨ (ちくま文庫 こ 4-13)
秘密指令オヨヨ (ちくま文庫 こ 4-13) / 感想・レビュー
kokada_jnet
オヨヨシリーズ7作目。70年代に角川文庫で出たシリーズをちくま文庫が90年代に再刊。その際、次作品で最終作にして唯一の短編集『オヨヨ大統領の悪夢』は再刊されず。 しかし、この本の帯にも、裏表紙のあらすじにも「シリーズ完結」と、はっきり書いてあり『…悪夢』の存在を無視しているが…。そんなはっきりとした「嘘」を書いて、よいのか。 ちくま文庫でのこのシリーズが、相当に売れ行き不振であって、「さらに売れない短編集は刊行不能」という判断になったのかと想像するが。解説の小森収氏も『…悪夢』には一切、言及なしである。
2021/08/14
ぺが
「合い言葉」に続いて読みました、σ(^^)的には合い言葉よりもこちらの方が面白かった、かなり古い作品で、ドイツが東西だった時代で懐かしい(笑) ウィットに富んだ会話も良いし、ヨーロッパの各都市の描写も素晴らしいと思います。結末も…楊警部補、そんなに凄い推理をしていたか(笑)
2017/03/20
1977年から
1979年
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