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外遊日記 (ちくま文庫 み 13-7 三島由紀夫のエッセイ 3)

外遊日記 (ちくま文庫 み 13-7 三島由紀夫のエッセイ 3)

外遊日記 (ちくま文庫 み 13-7 三島由紀夫のエッセイ 3)

作家
三島由紀夫
出版社
筑摩書房
発売日
1995-06-01
ISBN
9784480030467
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外遊日記 (ちくま文庫 み 13-7 三島由紀夫のエッセイ 3) / 感想・レビュー

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アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

三島由紀夫が世界のあちこちを旅した際の紀行文。アメリカでは自らの戯曲がブロードウェイで上演されるということで観劇をしたり、メキシコで病に倒れながら当地の自然に思いをはせ、ハイチでブードゥーの儀式を見たり、ブラジル、香港、ヴェニス等、旅人としてスレッカラシになってしまうほど。世界中を見て回り、様々な文化や人に触れた美しい文章を書く人があんな死に方をするなんて……と読みながら少し考えてしまった。三島由紀夫には「外遊」という言葉がよく似合う。

2017/10/07

MASA123

ちくま文庫「三島由紀夫エッセイ3」、昭和32年(1957年)に上映されていたブロードウエイのミュージカルの見聞記が、簡潔に記載されている。「マイ・フェア・レディー」のレックス・ハリスンを、「その洒脱な枯れた味わいと、六代目菊五郎にも比すべき動作の細かい軽妙な、そうして決して足を踏みはずさない喜劇的演劇とで私を唸らせた」と称賛している。村上春樹がタイムマシンで、1950年代のアメリカのジャズライブハウスに行ってみたいと、なにかで書いていたが、三島由紀夫は50年代のアメリカを実際に見てきた人なのだ。

2024/07/13

purintabetainoo

三島由紀夫の時代に「海外旅行」っていまと全く感覚が違うんだろうなぁ。そんな中、海外の行きずりの女の人とお酒を飲んでハシゴしたエピソードなんかを芸術的にだけど開けっぴろげに語られていたり、けっこう生々しくて面白かった。マイフェアレディ、ウエストサイドストーリーなど当時のミュージカルを現地で見た感想なども読める。ニクソンが敗れ、ケネディ大統領になった瞬間のことも書かれている。エジプトのピラミッドのことが何故かとても気にくわないらしい様子が書かれていて、神経質そうな三島由紀夫っぽいと思いながら楽しく読めました。

2018/02/28

Holden Caulfield

久々のミシマ!1957年、ブロードウェイでは、公開直後の「ウエストサイドストーリー」ロングラン&ロングランの「マイ・フェア・レディ」を観ていたなんて!!

2015/10/05

gokuu

再読

2022/12/30

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