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モモヨ、まだ九十歳 (ちくま文庫 む 5-1)

モモヨ、まだ九十歳 (ちくま文庫 む 5-1)

モモヨ、まだ九十歳 (ちくま文庫 む 5-1)

作家
群ようこ
出版社
筑摩書房
発売日
1995-09-01
ISBN
9784480030832
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モモヨ、まだ九十歳 (ちくま文庫 む 5-1) / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

なんてキュートなおばあちゃん!是非、その生き方にあやかりたいものです。それにはまず丈夫な足腰が必要ですね。そして好きなものは好き、嫌いなものは嫌いとはっきり言える事。・・・しかし、モモヨさんは口が悪くてもみんなに愛されていらっしゃるようで、人格者なんですね。90歳で一人で新幹線に乗って東京にやってきた。目的は5つ①ホテルにひとりで泊まる②上野動物園でパンダを見る③東京ドーム見学④東京ディズニーランドで遊ぶ⑤おばあちゃんの原宿で買い物。好奇心が強く頭の回転も速い。こんなおばあちゃんになりたいものです。

2015/07/03

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

★★★☆著者の九十歳になる祖母にまつわるエッセイと、その生い立ちの聞き書き。同居していた主人の祖母を思った(享年84歳)。同居している主人の両親を思った(現在76歳)。比べてみたら、モモヨさんはスペースファンタジー。元気過ぎるくらい元気である。足腰が要、足腰が要。何度も心の中でつぶやく…。私現在47歳。とっとと身も心も住まいも断捨離して、歩きやすい足腰を手に入れないと!そこ?って、( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ンそのくらいパワフルで素敵すぎるモモヨさんでした。

2015/06/16

じいじ

 本作の主人公モモヨおばあちゃんは90歳。元気溌剌なモモヨさんの日常をを描いた抱腹絶倒の物語です。田舎から6時間かけて単身上京、次女の家を訪れるところからスタートします。東京観光の行先はモモヨさんが決めます。上野動物園⇒東京ドーム⇒ディズニーランド。そして「おばあちゃんの原宿」(註:巣鴨地蔵)では洋品屋のズロースの山に突進です。女の恥じらいから、お出掛けにはきれいな下着を履かれます。もし、事故で病院に運ばれても(家族が)が恥ずかしくないように・・・の心遣いです。群さんの実話に基づいた話ですが面白過ぎます。

2015/02/28

myunclek

同じ人生なら、こうありたいなと思える生き様です。結果としての長寿が意味あるのでは無く、はつらつと生きているのかどうかが問題です。思うように生きることができ、周りからも愛され祝福されるそんな人生を全うしたいものです。偶然にも若くして逝った従兄弟の葬儀に参列する今朝。少しだけ複雑な心境です。

2015/06/03

ひさしぶり

群ようこのおばあちゃんモモヨのこと。幼かった頃からの家族の話など 既視感を味わう。期待されるできた老人像でなくて、潔く頑固でキュートで好奇心旺盛で憎めない。まあ同居人という立ち位置からの視点でないので点数が甘いのだろう。父や祖父への思いもモモヨ遺伝子の作用で贔屓目なのもいい。老人は我慢しないで、自分の(好き)で周りを囲って暮らすのが一番だと思う。モモヨ婆を目指したいが絶対条件は健康。

2020/08/20

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