ふたりの平成 (ちくま文庫 は 6-4)
ふたりの平成 (ちくま文庫 は 6-4) / 感想・レビュー
gokuri
平成元年、2年に行われた対談集。 今読むと、これから日本が停滞に突入していくことを感じざるを得ない、方向性もなく、焦点も不明な2人に会話といった雰囲気。饒舌な橋本治と、かみあわない中野翠の突っ込みが不思議。このまま本になっているのが違和感となって、よくぞ4回もまじめに対談したと思う。幕間の映画、ビデオのトークが救いかもしれない。
2021/10/25
ねぎとろ
中野翠は頭の回転の早さと口の悪さだけの人で、中身は空っぽであることが確認できたことだけが収穫。 橋本治の話にはさすがにオッと思う所もあるが(中盤の通過儀礼のあたり)、基本的にはくだらない放談。
2012/09/15
のんき
1995.12.4 第1刷
tkm66
読み物
2002/09/23
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