顔 (ちくま文庫 み 5-12)
顔 (ちくま文庫 み 5-12) / 感想・レビュー
阿部義彦
BOOK・OFFの100円コーナーで見つけ再読。多分これは伸坊さんが後のライフワークとされる、本人術のきっかけとなった連載と思われます。漫画サンデーに顔面科学として連載されたものだったんですね。笑えます。とにかく顔で遊んでいます。何故宇宙人はハゲなのか?(◥◣_◢◤)生え際の魔術等など、認知学的な観点から(嘘)様々な疑問そしてそれらしいいい加減さに満ちた正しく南伸坊らしさ溢れる好著です。あとがきがナンシー関さんで、南さんを尊敬してもいいかな?なんて書いてますよー。今となっては貴重な文献です。
2015/12/21
🍣
まず、著者の顔が面白い。って言って良いのかわからないけれど、見たくなくなる嫌な顔じゃないから良い。人にマイナスなイメージを与えなさそうな顔っていうその点だけでうらやましい。私はなにを考えているのかよくわからない、無表情だけど圧を感じないとよく言われる。人間観察という名の偏見で人を判断することが日常的になっているので、その分興味深く浸れた。ベトナム人の顔、ありがたい顔、十二支顔、顔の形容が面白かった。顔面によるまえがき/あとがき笑。
2022/05/05
東森久利斗
顔、顔、顔、怒涛の如く迫りくる顔。ページを開けば、そこにあるのは顔。どこから読んでも顔。南伸坊ならでは、顔への執着、執念、妄想。”顔文化”、”顔学”、”顔道”、発祥の起点。本書から醸し出されるアングラ的禁断の雰囲気とは相反する、いたって真剣、真摯な”顔”への取り組み姿勢が微笑ましい。
2021/01/04
カンパネルラ
人がいかに見掛けに影響されているか、顔の写真を色々といじって考察するのだが、脇道にかなりそれてしまってるが、面白いので、それでいいのかもしれない
2010/09/13
イワハシ
再読
2011/06/21
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