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不良のための読書術 (ちくま文庫 な 28-1)

不良のための読書術 (ちくま文庫 な 28-1)

不良のための読書術 (ちくま文庫 な 28-1)

作家
永江朗
出版社
筑摩書房
発売日
2000-05-01
ISBN
9784480035646
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不良のための読書術 (ちくま文庫 な 28-1) / 感想・レビュー

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ばりぼー

付和雷同するマジメな良い子は、いつだって道を間違える。不良は飽きっぽくて、諦めも早い。本をあまりありがたがってもしょうがない。たかが紙とインクの染みである。本と接する時も、不良らしく、いい加減で調子のいい読み方をするぞ。フランスの映画監督ゴダールは映画館のハシゴをする時、一本の映画を20分ぐらいしか見なかったらしい。面白くても途中でやめる。断片だけ見るのである。話の筋なんて関係ない。読書もゴダール式でいこう。本は一冊丸ごと読まなくていい。手にした本はぼくのものだ。ぼくの本をどう読もうとぼくの勝手だ。

2019/05/18

Syo

タイトルに惹かれて。 いや、騙されて。 ためにはならないけど。 読書ノートはいらない。 でも、そう、 同じ本を買わないように。

2018/09/13

baboocon

超速読で読了。Amazon上陸以前の前世紀末に書かれた本だけど、今でもうんうんとうなずける箇所が多く、面白かった。著者のいうゴダール式読書法はいま自分のやっている「超速読」とほぼ同じ考え方ですね。読んだらすみやかに忘れ去れ、線など引かず、がんがん読め、本は少ないほど気持ちいい、など今の自分には響いた。

2017/03/05

チェアー

買った本は全部読まなくていい、と言われても、私は全部読んでしまうのですよ。貧乏性だから。ただ、本を読んで賢くなろうとか約に立てようとか、そんなことは考えたことはありません。楽しいから読んでいるだけで。あと、面白かったぜ、とか、クソ本だったわ、とかちょっと書いてみるのもまた楽しいし。その意味ではわたしも不良なのかもしれません。ほほ。

2020/03/16

koheinet608

不良の読書家にとって悩めしい所は、 自分は、果たして著者が好きなのか、それとも、著書が好きなのか、どちらなんだろうかと考えなくてはいけないことです。 著者が好きなら、その著者が書いた本を、 全部読まないといけなくなります。 そうすると作品収集ということをやるんですが、 幸運か不幸か判断するのが難しいんですが、 その著者がメジャーな人で、作品が膨大にあるのなら、かなり大変です。世の中には、その収集だけで人生を終えてしまう人もいるぐらいです。

2019/12/24

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