KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

せどり男爵数奇譚 (ちくま文庫 か 33-1)

せどり男爵数奇譚 (ちくま文庫 か 33-1)

せどり男爵数奇譚 (ちくま文庫 か 33-1)

作家
梶山季之
出版社
筑摩書房
発売日
2000-06-07
ISBN
9784480035677
amazonで購入する Kindle版を購入する

せどり男爵数奇譚 (ちくま文庫 か 33-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ehirano1

標題作について。ブックオフで本を漁り幾分かの希少本に会えることを楽しみにしている身としてはかなり共感しました。しかも内容がウイット且つ、奮っていてオチも素晴らしい!

2023/09/17

射手座の天使あきちゃん

ほとんどの方が「ビブリアに 興味惹かれて 迷い道」って感じで辿り着いたんでしょうね(笑) この本ではビブリオクレプト(書盗狂)とかビブリオクラスト(書物破壊症)と表現されていますね ビブリオ? ビブリア?? どっちなの??? 第六話はちょっとグロかったです!! (>_<)

2012/09/03

ダリヤ

贈り物で頂いた本。和綴じ本、と字を読むだけで、古書店のにおいや景色があふれかえる。古書業界をすこし知ることができ興味深い部分もあったが、あまりにもマニアックな人々ばかりで気持ち悪さや怖さが残った。わたしにとっての古書は狂気につながらないからだろうか、とても怖い世界だった。

2015/03/19

佐々陽太朗(K.Tsubota)

物語は掘り出しものの古本を安く探しては別のところへ高く転売する仕事(せどり)を生業としている笠井菊哉という男が経験した数奇な事件を、文士である「私」が聞き出すというミステリー仕立ての連作短編小説になっている。登場するのは愛書家、書痴、書狂、ビブリオマニア、まあ何と呼ぼうと要は異常に古書に取り憑かれた人の織り成す物語だ。古書がらみの小説で私が好きなのはジョン・ダニング『死の蔵書』を初めとするシリーズとカルロス・ルイス・サフォンの名著『風の影』だが、『せどり男爵数奇譚』はそれらに優るとも劣らない名著だと思う。

2011/12/16

ruki5894

せどり男爵。読むほどに引き込まれるが…最後の一遍は、さすがにドン引き。知らない言葉もいくつかあったし、クセになりそうな雰囲気があった。

2017/02/23

感想・レビューをもっと見る