南の島に暮らす日本人たち (ちくま文庫 い 39-2)
南の島に暮らす日本人たち (ちくま文庫 い 39-2) / 感想・レビュー
金吾
題名通り南の島に住む日本人を著者が訪れる話です。バイタリティーを感じる人が多かったです。南の島に憧れがありましたので、情景をイメージしながら読めました。
2023/02/27
雲をみるひと
サイパンやパラオなどのミクロネシアの島々における現地在住日本人を中心とした現地の人たちとの交流や体験が書かれたもの。エッセイともルポともいえる内容。現地の暮らしにポジティブな人もそうでない人も登場するヒューマンドラマで引き込まれる。当時の垢抜けないミクロネシアの様子もよくわかる。
2023/06/30
アルクシ・ガイ
「南の島に逃げ出したけど、働いているからまだ許せる日本人たち」。職業を添えてあるのが、いかにも日本的だと思った。テレビのニュースでも、被害者加害者関わらず、名前の前には必ず職業をつける。名前だけだと聞いている方が途方に暮れてしまうのだ。南の島といってもそれぞれだとわかって、そこは面白かったです。
2015/04/11
憂歌
それぞれの人たちの暮らしが楽しく読めた。何もない南の島が合う人、東京の雑踏が合う人、様々。だが、ずっと住み続けるわけにはいかなくなったりする現実。戦争に関しては簡単に述べられるものではないなぁ。
2014/04/17
eno4
それぞれの生活についてだけではなく、著者の経験から死や人生を見つめた視点があった。これからどう生きるか考えるヒントになると思う。
2013/12/19
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