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東京つれづれ草 (ちくま文庫 か 3-10)

東京つれづれ草 (ちくま文庫 か 3-10)

東京つれづれ草 (ちくま文庫 か 3-10)

作家
川本三郎
出版社
筑摩書房
発売日
2000-08-01
ISBN
9784480035806
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東京つれづれ草 (ちくま文庫 か 3-10) / 感想・レビュー

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KAZOO

川本三郎さんのエッセイ集です。私と比較的年代が近いせいか、読んでいて懐かしさを覚えました。食べ物、映画、あるいは絵画のことなど様々なジャンルに及んでいてまさしくつれづれ草という題名があっています。谷崎潤一郎が関西での食物などを引き合いに出して東京の食べ物をけなしているのですが、そのいいところなどを自分の好みで反論している感じです。また私もやった「タケニグサ」という雑草の様な草を折ってその汁を足につけると早く走れるということも書かれていました。

2023/09/16

kuukazoo

20年ほど前に雑誌に書かれたエッセイを集めたもの。「こんな雑誌あったんだー」とか思ったり、所々でつげ義春へのオマージュが捧げられてたり、思わずにやける。映画や小説についての話はどれも面白く、失礼だがこの方のことをなんか見直してしまった(笑)。

2014/05/24

章魚 たこ

ま、知識いっぱいの川本三郎。それにしても、一人旅や独り飲みがいっぱいできて、羨ましいです。

2023/08/09

Gen Kato

中学まで住んでいた街や、高校のある街や、なじみ深い場所が描かれていてなつかしい。しかしこれ、もはや20年前の文章なんですよね。いくつかの街なみはもう姿を変えてしまっています。それだけに文章によるついこのあいだへの時間旅行を寂しがりつつ楽しみました。

2015/03/02

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