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あの頃マンガは思春期だった (ちくま文庫 な 13-5)

あの頃マンガは思春期だった (ちくま文庫 な 13-5)

あの頃マンガは思春期だった (ちくま文庫 な 13-5)

作家
夏目房之介
出版社
筑摩書房
発売日
2000-09-01
ISBN
9784480035868
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あの頃マンガは思春期だった (ちくま文庫 な 13-5) / 感想・レビュー

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山口透析鉄

市の図書館本で読みました。一緒に借りた本、よく見たらこの文庫本の前に出た単行本でした。 夏目房之介氏が大学生のころまでに読んだ作品が自分史と共に語られていて、BSマンガ夜話での口調とは異なり、ある意味もっと生々しく、ちょっと恥ずかしい部分も書かれていて、自伝的エッセイに近いです。 知らない作者と作品も相変わらず多く、そういうのは純粋に勉強になりますが、谷岡ヤスジ氏の作品とか、もう入手しづらいのが残念です。BSマンガ夜話では新刊が容易に入手できる作者の作品を取り上げていましたが。(続きは単行本に)

2023/01/31

ウチ●

「マンガ評論」である。論ずるべき対象としてのマンガはありや・・・?最近のマンガ事情には明るくないが、本書でも繰り返し名前の上がる雑誌が「ガロ」(青林堂)、「COM」(虫プロ商事)。60年代から70年代にかけては評論の対象になりうるような作品がこれらの雑誌をはじめ、あちこちに発表されていた時期であったことを再認識。終章辺りで「マカロニほうれん荘」を取り上げているが、この時期、この作品のが団塊世代にとってこのような意味合いを持った作品であったことには吃驚。小学生だった私は只々笑い転げているばかりだった。

2013/10/10

冬至楼均

漫画論なんだけど、作者の恥ずかしい思春期の告白本として読んだ。

2015/08/05

Tooru Araki

その頃発表されたマンガ作品から浮き彫りになる60〜70年代。ナンセンスに溢れていて、とんでもない時代だったんだなぁと実感。

2016/02/11

いちはじめ

1960〜70年ごろのマンガを「思春期」というキーワードでつづった評論/エッセイ集。やはりこの人のマンガを論ずる切り口には感心

2000/09/08

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