ことわざ悪魔の辞典 (ちくま文庫 ヘ 7-3)
ことわざ悪魔の辞典 (ちくま文庫 ヘ 7-3) / 感想・レビュー
傘緑
ことわざは文字ではなく口承によって伝えられてきた。この本はことわざの音韻をラディカルに読み直すという、いわばことわざの別役(実)による別訳である。「【せんだんはふたばよりかんばし】碁も将棋も柔道も最高位は『十段』であるから、『千段』となると大変なものだ。にもかかわらずそれは、『ふたば(マーク)』――つまり『初心者』より、ちょっとましという程度だ、というわけである」例えば、神武以来の2677年間、段位を積み重ねた人物である、加藤「1239段」。彼は未だ初心を忘れずに常に初心者のような不思議な動きをしてますw
2017/06/23
ひょろ
別役流ことわざ解釈。下ネタが多いのが玉に瑕
2017/05/10
がっちゃん
たまーに、クスリとくる別役実氏による、ことわざの別訳。毎日こんなこと考えて生きられたら、楽しいだろうなぁ。
2013/06/14
のほほんなかえるさん
頭がややこしく柔らかくなること間違いなし!この言葉遊びの感覚。別役ワールドなのでしょう。
2011/12/15
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