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いじめてくん (ちくま文庫 よ 13-3)

いじめてくん (ちくま文庫 よ 13-3)

いじめてくん (ちくま文庫 よ 13-3)

作家
吉田戦車
出版社
筑摩書房
発売日
2001-08-08
ISBN
9784480036704
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いじめてくん (ちくま文庫 よ 13-3) / 感想・レビュー

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猫丸

嗜虐感情をかきたてる存在。それがいじめてくんだ。その枠のもとで勝手なストーリーを展開する作品。it 業界で vulnerability といえばプログラムの「脆弱性」を意味するらしい。つまり弱点、弱みですね。心理系ではこれを「攻撃誘発性」と訳すことがあるそうだ。妙にカンに障る、いじめずにはいられないような存在。専門違いのこの単語を知ったのは学生時代のバイト先である。あだ名が「バルちゃん」という人がいた。その由来がバルネラビリティだと聞いてヒドいあだ名だな、と思って覚えている。

2022/03/04

ぷるいち

Kindleでわざわざ買いなおしてしまった・・・。この何とも言えないタイトルとこの表情。嗜虐心をあおる「いじめてくん」のギャグ漫画。いじめてくんは、いじめられると爆発する。そこらへんもメタフィジカルなのか、どうなのか・・・特に考えることでもないだろうけれど。笑 考える前に笑う。火星人のマチ子ちゃんがかわいい。

2015/08/11

kanon

吉田戦車は初。様々な作品をちょっとずつ囓ってはいるが、全編読みきったのはこの作品が初。いじめてくんです。『戦え!軍人くん』からのスピンオフらしい。やはり、まだ吉田戦車に関しては新参者ではあるのだが、独特のリズムがあるなあと言う印象は受けた。まあ端的に言えば「シュール」である(笑)年代的に自分はその中心にいるのがうすた京介なのだが、大好きなのだが、まあ圧倒的にこっちの方が先だよなあ。これ以前に果たしてシュールギャグ漫画はあったのか、もうここまできたら一番初めの祖まで辿ってみたいなあと思うところである。

2014/09/27

犬養三千代

神戸外大の所蔵品。不条理漫画の第一人者「吉田戦車」。戦争中にこぐま師団の大佐が作った爆弾。いじめられると爆発するという代物。 漫画はなかなか図書館では無いのだけど司書さんが探してくれた。 また、他のも読みたい!

2019/09/19

yzyk

読みたい読みたいと思いながらもはや二十数年経ちようやく読めた。吉田戦車さんの作品だとは知らなかった。じわじわきて面白かった。これはよかった。

2019/07/08

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