私の戦争論 (ちくま文庫 よ 2-4)
私の戦争論 (ちくま文庫 よ 2-4) / 感想・レビュー
あふもん
吉本さんの良いところというかおもしろいところは、きれいごとを言わない、ところだ。ほんと江戸っ子。ちょくちょく笑ってもうたなぁ
2014/05/06
ドリチン
著者の他の本で戦争体験の話を読んで目からウロコが落ちたので、本書も読むことに。いかんせん少し前の本なので情報が古いが、著者の戦争体験、空気感、戦後の違和感等々、たっぷりと堪能できた。著者自身が戦時中は軍国少年で、戦争も「もっとやれやれ」と思っていたこと、太平洋戦争開戦時に感じた『開放感』等、とても正直に語っている。そう、著者の何よりも優れている点は正直だということ。そして正直に疑い、そこから思考を組み立てる所だと思う。
2016/10/09
yori
★★★★☆ 吉本隆明氏の本は難しい内容であることも関係しているかもするが、いつもあまり納得がいかないのは何故だろう。。本書は難解ではないので何となくイライラとしながらも読み進めた。戦争放棄に関しては同意だし。
2013/07/11
とむ
口語体で読みやすい。特に色んな人の思想や主張の批判はなるほどな、と思える。批判に賛同するかは別として、主義主張を理解するときに、吉本さんの批判はいい切り口で入口になる。
2014/07/24
メガネ@ポテトライナー
戦争の開戦を聞いた時にはすっきりしていたっていうのにはびっくり。誰しも戦争は嫌だったって言うけど、やってる最中は本土決戦辞さずという態度も割と普通だったんだろうな。もちろん、戦後の民主主義、平和主義(理念として)は大切だろうけど。
2012/08/07
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