TOKYO STYLE (ちくま文庫 つ 9-3)
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TOKYO STYLE (ちくま文庫 つ 9-3) / 感想・レビュー
山田太郎
結婚して子供もいるとモノがためれないし、部屋きれいにしとかないといけないんで、部屋中本とかCDで埋もれてるのみるとうらやましくてしょうがない。
2015/02/08
ばう
★★★ここに登場する部屋はお洒落なインテリア雑誌とは対極にある部屋ばかり。古くて狭いアパートの中に溢れる雑多なモノの数々にまず圧倒される。最早カオスとしか言えないような部屋、小さいながらもお気に入りのモノに囲まれてなんだか居心地が良さそうな部屋、そして散らかり放題の部屋の中で凛として咲いている一輪挿しの花。正に十人十色、大事なことはどの住人も自分の部屋に満足し、しっかり地に足をつけて生きている感じがするということ。読み応え充分でした。
2019/01/28
怜
いまのわたし、腑抜けたコピーロボットのよう。置き去りにされた恋をめそめそ思い返したり埒もないことをぐだぐだ考えたり。ここに収められた東京の生活はそんな腑抜けにドロップキックかますくらいの「生きている」が詰まっている。しょーもないこと迷うより、生きなくては。こんなリアルな東京での生活の写真たちがわたしにも力をくれる
2015/01/26
akihiko810/アカウント移行中
再読。93年出版の「東京暮らしの乱雑部屋」の写真集、の文庫版。印象度B+ 都築響一の猥雑な写真集がふと読みたくなって再読。東京のおんぼろ物件に、趣味のものがごった返した部屋の写真。これぞ趣味人の営み、という感じがして安心できる。「住」を削って趣味に生きてる人々。 私の部屋はマンガ本に溢れてはいるが、本書の部屋ほど、モノには溢れてないので見栄えがしないかも(苦笑) 「断捨離、ファックオフ!」と言いたくなる本
2023/10/17
森林・米・畑
1993年頃の東京の部屋コレクション。部屋によりけりで、様々な乱雑さを垣間見れる。まだ昭和の名残が濃い時代、懐かしい家電やタバコが目を引く。本に囲まれた部屋を見ると羨ましく感じる。箸休め的に眺める本だ。
2023/03/10
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