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吉行淳之介エッセイ・コレクション (2) 男と女 (ちくま文庫)

吉行淳之介エッセイ・コレクション (2) 男と女 (ちくま文庫)

吉行淳之介エッセイ・コレクション (2) 男と女 (ちくま文庫)

作家
吉行淳之介
荻原魚雷
出版社
筑摩書房
発売日
2004-03-12
ISBN
9784480039323
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吉行淳之介エッセイ・コレクション (2) 男と女 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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佐島楓

この作家のスタンスとして、こういった話題を思い切り茶化すか、もしくは文学的に分析するかというバランスが絶妙であり、そのため猥談でも過剰に下品にならないという特徴がある。こういうエッセイが売れていたという時代は、寛容だったのだなあとも思ってしまうが。

2017/03/14

こばまり

読友様が近頃ハマっておられるのを見かけて【再読】。『私の眼に映る美人は、他の男性よりもどうやら世の中にその数が多いようです。学生時代、私は友人にこう言われたものです。「君が街に出ると、たちまち街に美人の数が増える」』などは思わず微笑んでしまいます。谷崎やフォークナー、ツルゲーネフ等この再読がきっかけで読みたい本がまた増えてしまいました。

2014/07/09

ショーリン

かなり際どい話も語り手次第で哲学になるのね^ ^

2018/01/06

Shinya Fukuda

性とか男と女とかを書かせたら天下一品の吉行淳之介さんのエッセイ集。そんなに過激なことは書かれていない。書いてあるのはある意味常識的なことだと思う。しかし、男の願望も少しは入っているかな。共通点の多い作家に永井荷風がいるが時代も文体も古すぎて現実味が感じられない。やはり性を書かせたら私の知る限り吉行さんだ。最後の永井荷風の作とされる四畳半裁判について弁護側証人として出廷し陳述した時の問答が記されている。これがとても面白い。講演はしないが対談の名手と言われた吉行さんの面目躍如。法廷を笑いの渦に巻き込んでいる。

2021/11/11

kamesan2go

これは大人なんだけど人間は2種の性別があるからこそ、ドラマがあるんだよね〜(^^)

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