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山田風太郎忍法帖短篇全集4 (ちくま文庫)

山田風太郎忍法帖短篇全集4 (ちくま文庫)

山田風太郎忍法帖短篇全集4 (ちくま文庫)

作家
山田風太郎
日下三蔵
出版社
筑摩書房
発売日
2004-07-08
ISBN
9784480039545
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山田風太郎忍法帖短篇全集4 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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けやき

忍法帖短編集。本編は初めてですが作品は全て既読済み。「つばくろ試合」がベスト。鄭成功から江戸幕府への使者に松平伊豆守と由井正雪からの探索者が絡まって長編にもできそうな話でした。ラストのどんでん返しもよかった。

2023/06/13

陽介@中四国読メの会参加中

伝奇読みたくなって棚見返して発見。買った覚えないんだけど…。くノ一だけでなく忍者が死にまくる短編集ですが、割りと理不尽な理由で軽々しく命失うのがなんとも虚しく感じます。とは言うものの忍術対決自体はワクワクしますね。流石は本家本元。つーかホント良く色んな忍法考え付くなぁ。

2014/03/13

Kentarou Takeuchi

安心の面白さ。愛する男のおにんにんを形見の意志として握りしめた女。膾に叩かれながら至ったのは別の男の閨の女。という話を美しい悲恋に描ける人物って当代おるんかね。

2023/08/24

刳森伸一

相変わらずのエログロ系だけど、本書はグロ度が低くエロ度がやや高いといった感じだろうか。結末をやや捻っている作品も多めかな。

2015/04/30

unknown

くノ一が甲賀忍の魔羅を携え江戸へと邁進する「捧げつつ試合」。無双の豪傑が美少年に骨抜きにされ、さらにカマ掘られて・・・という展開が素晴らしい「逆艪試合」。文字通り残尿感漂うオチに思わず股間を押さえざるを得なくなる、処女膜を使った秘薬をめぐる「膜試合」。魔羅に彫り込まれたものは何なのか四苦八苦した挙句に、すっげーナンセンスなオチにしてやられる「摸牌試合」の4編が特に印象的だった。「逆艪試合」は、是非ともせがわまさき先生の画で見たいなーと思ったり。切実に。

2010/11/06

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