アジア おいしい話
アジア おいしい話 / 感想・レビュー
阿部義彦
ちくま文庫、元は晶文社より「アジアの美味しい道具たち」の題で刊行されてたのの文庫化です。タイ、ベトナム、韓国、台湾、中国などのご馳走たち、その道具にしても千差万別。特に入れ物が興味を惹きました。
2019/03/14
nyanlay
料理と言うよりも料理道具の話しが中心。アジア各国で見つけた道具を自宅で使いこなしているのは流石だな、と。読むとそれぞれ文化も判り、同じアジアと言ってもやはり違うなぁと。
2018/01/16
ジュースの素
アジアで使われている調理道具の話が主で、普通の主婦が長年使ってきた スプーン、ザル、お盆、皮むきなどが いかに暮らしに根ざしたものかを情熱を持って語っている。 どれもこれも さぞ使い勝手がいいだろうなぁと思わせるシンプルで素朴な道具たち。それに伴って語られる料理の数々も垂涎ものだ。アジア大好きな私は これを読みながら ああベトナムに行きたい!!などと何度思ったか知れない。
2014/10/14
ふふふ
読むのに時間かかってしまった。余り料理が好きじゃなくても、各国の料理道具や食器って見ていてほしくなる。日本に帰って使われずにいていつの間にか淘汰されていってる。この作者はきちんと買って愛用しているので、道具の神様がいるのなら、喜んでると思う。出てくるし料理も美味しそうで、ああ、タイ料理、ベトナム料理、食べたい!ってなる。写真ではなくイラストで素敵。
2021/09/26
siomin
東アジア・東南アジアの調理器具を中心に,料理を語るエッセイ。これらの国と日本,近いこともあり共通したものもあれば,各地で独自の文化もあり,その対比が読みどころでしょうか。調理器具は重いしかさばったりするのに,各地に出かけたときに購入して持ち帰って,さらに家で使用する著者とその周りの人に驚きました。書かれたのが1995年頃なので,「ビビンパブを食べるには最初にひたすら混ぜて~」とわざわざビビンバの説明をしており,このころはまだ韓国料理があまり浸透していなんだなと。
2021/04/22
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