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福の神と貧乏神 (ちくまプリマーブックス 121)

福の神と貧乏神 (ちくまプリマーブックス 121)

福の神と貧乏神 (ちくまプリマーブックス 121)

作家
小松和彦
出版社
筑摩書房
発売日
1998-06-01
ISBN
9784480042217
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福の神と貧乏神 (ちくまプリマーブックス 121) / 感想・レビュー

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やなせトモロヲ

★★★★☆ 20年ぶりの小松和彦。

2023/01/07

ささらもさら

めっちゃ良い

2016/05/16

澤水月

最後には「福神が貧乏人を長者にすることは少なく、じつは長者のところにやってきてその富裕さをほめたたえて上がり込み長者のお金でどんちゃん騒ぎをする」ことが判明…せちがらい

2009/12/23

ビシャカナ

日本人の幸福感の遍歴。七福神の始まり、各地の福神信仰。大黒舞などの芸能。つつましい民間の幸福観念。福神は福をもたらすのではなく、福のあるところに赴く、福神の衰退と貨幣経済の隆盛。

2015/01/12

ふじすけ

小松節炸裂! 神が人を隠すのではなく、人がいなくなるから神が隠したことになる神隠し論とよく似た構造が書かれていた。福の神が来たから金持ちになるわけではなく、金持ちの家にこそ、その富を持続させるために福の神はやってくる。そこから福や富は異界からやってくる理論が展開し、やがてそれは貨幣経済に押し流されてゼロサム論ゆえの憑き物家系成立と神殺しに繋がっていく過程が楽しかった!

2011/08/21

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