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バレエへの招待 (ちくまプリマーブックス 151)

バレエへの招待 (ちくまプリマーブックス 151)

バレエへの招待 (ちくまプリマーブックス 151)

作家
鈴木晶
出版社
筑摩書房
発売日
2002-09-01
ISBN
9784480042514
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バレエへの招待 (ちくまプリマーブックス 151) / 感想・レビュー

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ヒダン

題名の通りとても分かりやすい文章で、途中からはバレエのことよりも「どうしてこの本は何も知らない人にこんなにうまく説明できるのか」ということを考えながら読んでしまうほどでした。その理由は以下の通り。まずバレエには演劇とダンスという二つの側面があること。歴史を順を追って説明していること。着眼点は演劇性と舞踊性の対立にあると繰り返すこと。そしてそれぞれの時代の代表的な演目を具体例として出して解説していること(イメージできたわけではないのに文章に説得力を与えている)。分類の基準、方向性が明確であること。

2015/05/15

はるまき

19世紀から現代の、主にヨーロッパにおけるバレエの位置づけやスタイルの変遷について、また、それをとりまく当時の芸術思想をわかりやすく体系的に学ぶことができた。中でも、廃退しつつあったバレエを舞踏・音楽・美術を含めた総合芸術としてヨーロッパを席巻し、圧倒的な地位を確立したバレエ・リュスについて。バレエ・リュスが成立し得た当時ヨーロッパの芸術文化の隆盛、時代背景も詳しく勉強したいと思った。

2014/03/09

kokekko

時代を追った「バレエ概論」という感じ。すぐ読めるお手軽な本でした。現代のバレエにいたる歴史の概論にもなっていて、ボリュームのわりにお得感満載の内容です。

2009/10/05

すごくおもしろかった。バレエの歴史的変遷とその特徴を明確に説明してくれるのでわかりやすい。時おり挟み込まれるダンサーたちについての情報もすごく理解に役立った。

2023/08/24

Jirgambi

バレエに興味を持ち始めた素人が読むには非常に良い。「イメージする現在のバレエが、各時代でどういう目的意識を持って進展してきたのか」「今後バレエはどうあるべきか」、これらの点を意識して書かれている。丁度自分の興味関心と合致していた。いわゆる入門講座で扱う教科書の様に、内容が充実している。あとは各個人がバレエに興味を持ち、生で或いは映像でバレエを観ていく次第。

2019/09/12

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