名探偵登場 日本篇 (ちくま新書 43)
名探偵登場 日本篇 (ちくま新書 43) / 感想・レビュー
有理数
二十年前の名探偵辞典。岡本綺堂から高村薫まで、ミステリ史を彩る様々な名探偵たちを紹介。名探偵がすっきりまとめてあり、代表作などもきちんとあるので楽しく読めました。とはいえ、可もなく不可もなくというか、面白いんですけれども深くはないので、こういう探偵もいるのか読んでみようというような気持ちで読むといいのかなあと思いました。平成の名探偵の少なさが逆に新鮮!なかなか時代を感じる一冊でした。
2014/07/10
kyomu_bot
ちょっと昔の本なので情報が古いのもあるけど、結構な数の名探偵が紹介されててふむふむと読んだ。全然知らない探偵とかも沢山いて面白そうだなと思ったやつは読んでみようかなとなった。
2021/11/24
A・T
1995年発行の名探偵クロニクル。読んでいくと、明智小五郎とか金田一耕助、御手洗潔にはわくわくするものの、トラベルミステリ系やハードボイルド系には心ときめかない自分がいるのを発見し、自らの読書傾向をはかるのにもよいですね。名探偵は奇人・変人のオンパレードであり、そのような性格類型が名探偵だと決め込んでいる僕にとっては、あまりに現実に地続きの人物ではつまらない。当時では新しかった山口雅也や宮部みゆき、東野圭吾は高校生自分によく読んでいたので懐かしかった。これを読んで自分のミステリ歴を回顧できてよかった。
2017/10/28
二分五厘
1999.7.15
tomnoradio
明智小五郎から三毛猫ホームズまでかなりの数の日本の名探偵が網羅されている。著者がミステリーマニアなだけあって見解がおもしろい。ミステリー好きにはオススメ
2010/08/13
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