親と子の[よのなか]科 ちくま新書 (ちくま新書 344)
親と子の[よのなか]科 ちくま新書 (ちくま新書 344) / 感想・レビュー
ぐっち
蔵書再読。ふとした親子の会話から、世の中の仕組みを一緒に考える、ミムラー家の食卓。扱ってる世の中は書かれたころから少し変わりつつありますが、今読んでも親子の会話が面白いです。うちの子が小さいころに読んで、「小学生ぐらいになったら、こういう素敵な会話ができるといいなあ」と夢見てましたが、いざ子が小3になって読んでみると、こんな高度な会話は夢のまた夢。ふと略歴を見ると、ミムラーさん東大じゃん!親子ともにかしこいんだろうなー(…とヒクツに…)。「なるほど」「すごい!」「いいポイントだね!」の声かけは見習いたい。
2013/03/09
takka@ゲーム×読書
藤原和博さんは、初の民間校長として有名だが、他に有名なのは、「よのなか科」を提唱したことではないだろうか。科目名のとおり、世の中の物事に触れ、思いついた疑問について子供と考えていく授業である。 それを家族で実践している会社員、三室一也さんの事例を元に「よのなか科」とは何かをわかりやすくまとめられている。
2019/02/06
Yuichi Yamasaki
パソコンのqwert配列。ビールの値段。お父さんの給料の仕組み。試しに子供と話して見たらちんぷんかんぷんだった。
2015/12/09
★★★★★
親子の対話を通して、子供に(そしておそらく読者の大人にも)物事の本質を捉える力を養わせようという趣旨の本。上っ面の知識だけではなく、なぜそうなのかを問うていくことはもちろん非常に大切なこと。ただ個人的な価値観から言うと、自分の子供には、どうすればお店が儲かるかということよりも、なぜ戦争は無くならないのかとか、宇宙はどうやって誕生したのかといったことを考えさせてあげたいと思うのよね。ってまあ独身なんですが。
2009/09/11
k_jizo
★★三室家の食卓での会話からの授業。刊行された頃読むべきだった。
2012/09/22
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