長期停滞 (ちくま新書 358)
長期停滞 (ちくま新書 358) / 感想・レビュー
KAZOO
日本経済の状況を分析していてまあ当時の(2000年ごろ)分析としてはかなり当たっていると思われます。ただ最近の状況に当てはめてみると不良債権問題は少なくとも解消しつつあり、金融機関もようやく立ち直りつつあるのかなあという気はします。小泉経済政策への批判が最初に来ています。その立ち位置から見ると今の安倍政権はどのような感じになるか著者に聞いてみたい気がします。
2015/09/11
佐島楓
歴史は繰り返すという大前提を具体例を挙げながら論じていて、思っていたよりわかりやすかった。この本は古い本なので、小泉政権の批判がメインだが、現安部政権の金融政策にもつながる話であると思う。
2013/06/08
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