病いの世相史―江戸の医療事情
病いの世相史―江戸の医療事情 / 感想・レビュー
うえ
「島根県温泉津…温泉屋庄兵衛には年ごとの「入湯人覚帳」がのこされている…文化十四年の「入湯人覚帳」によると、年間入湯人 二万一六六人 入湯料受取額 五九四貫八五文 である…明治・大正のころまで人々はしきりに温泉へ湯治に出かけていった。村の百姓たちは米や味噌を背にして旅籠に泊まり、自炊して一回りも二回りも滞在し、一日に幾度も温泉につかった。それぞれの温泉のしきたりにしたがって湯治をしたのである…戦前まで、村人たちは農閑期をむかえると、夫婦や知り合いが手をたずさえて湯治場へ出かけた」
2017/09/23
菜の花
江戸時代の佐渡にみる、医療と福祉の実態。
2010/02/11
いちはじめ
江戸時代の医療の実態について、少し讃美しすぎている気もするが、なかなか興味深い
2003/11/20
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