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天才はなぜ生まれるか

天才はなぜ生まれるか

天才はなぜ生まれるか

作家
正高信男
出版社
筑摩書房
発売日
2004-04-08
ISBN
9784480061669
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天才はなぜ生まれるか / 感想・レビュー

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sabosashi

マスコミにも名が売れているポレミックなサル学者が、著名な天才を取り上げ、わたしが初めに思ったよりずっと突っ込んだ読み込みを試みる。  エジソン、アインシュタイン、ダヴィンチェ、アンデルセン、ベル、ディズニーといった顔ぶれ。  一般にひと昔まえの天才は子どものときから学校教育に馴染めなかったということがよく言われる。  それはそうなのだが、もう一歩突っ込んでみると、その脳にある種の欠陥が認められ、まさにそれこそが起動力になったような形で特殊な才能が開花したと著者は述べる。  

2015/09/12

maimai

歴史に名をのこした偉人ですが強烈な欠点があったり障害をもっていたという話には驚かされました。それでも大偉業を成し遂げたのは自分におきたことを+にとらえ長所を伸ばそうと努力したからなのですかね。

2015/03/26

noritsugu

『サはサイエンスのサ』で紹介されていたので読んでみた。結構ひどい本も書いている著者だが、確かにこれはまともだった。著名な天才たちは万能ではなかった、逆に障碍ゆえに才能を開花させたのだ。

2010/03/31

ぽん教授(非実在系)

宮城音弥『天才』と同じく、天才は社会適合しにくいような障害を主に遺伝的に患っているために起きる現象であるという立場に立っている。本書は2004年のものであり、宮城の時代と違って障害科学の知識が発達しているため、6人の天才をそれぞれ障害科学の知識を総動員する形でうまく説明できていると思った。

2015/07/26

yuki

そういう「天才」ぼ部類の人たちの話なのか、と、題名と中身のギャップは感じた。「天才」を作るための話ではない。読みやすかったけど、自分に反映できるかというとそうではないかな。

2013/01/04

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