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パラサイト社会のゆくえ (ちくま新書)

パラサイト社会のゆくえ (ちくま新書)

パラサイト社会のゆくえ (ちくま新書)

作家
山田昌弘
出版社
筑摩書房
発売日
2004-10-06
ISBN
9784480061959
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パラサイト社会のゆくえ (ちくま新書) / 感想・レビュー

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佐島楓

10年前に出版された本。消極的選択の結果としてのフリーター増加、年金問題など、現在では常態化してしまった感のある問題がたくさん挙げられている。希望を持って生きるのが難しいほどゆがんでしまった社会。何より子どもの層が夢を持てなくなってしまったのが悲しい。

2014/07/08

ひじり☆

夢がもてない、努力が実らない社会って…イヤだな。正社員とらない使い捨て起業のあり方で税収も減ってしまうんだろうな…。パラサイトしてたり、先が考えられないって…結局どうするんだろうって思う。

2016/08/04

すいみん

元々が0年代前半出版かつ雑誌連載を基にしているので表題がある割に内容が煩雑。収入が低水準で不安定だから結婚できないというのはいまだによく聞く話でそちらをどうにかしないといけないのだろうけども、所得の再分配を若年層に傾けたら以前あった新幹線での焼身自殺のような高齢者による他人を巻き込む自殺が増えそうで…

2015/10/16

ケー

一章一章が10ページもないのでさらさら読む分にはいいですがやっぱりちょっと内容が薄く感じる……出版が10年近く前なので「年金」「家族ペット」などの内容も時代感を感じる(現在進行中だとは思いますが)。

2013/08/05

F83

登校拒否が学校に「行かない」んじゃなくて「行けない」のと同じように、パラサイト・シングルは自立「したくない」のではなくて「出来ない」んじゃないのか。いや、それは甘えでいくらでも自立なんて出来るだろう。じゃあ、強制的に全てのパラサイトを自立させてみたらどうなるだろうか。果たして貧困者が増え、孤独者が増え、生活の安心できる場所もなくなるのだから犯罪率も増えるだろう。「パラサイト社会」があることはある意味救いだったんじゃないのか。パラサイト社会は問題では無いと思う。問題なのはパラサイト社会にしてしまう社会では?

2015/06/26

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