帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて (ちくま新書 (546))
帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて (ちくま新書 (546)) / 感想・レビュー
mitei
前作のもてない男でも感じたが、なんとなくもてない理由を探しているように感じた。しかし当時の論壇状況がよくわかる一冊。著者の本はまた読んでみたい。
2017/03/11
佐島楓
「もてない女」としては、いいんだよ、放っておいてくれよと思う記述も多数あった。
2018/02/08
lonesome
例えば「100万回生きたねこ」の話の受け取り方など自分は小谷野さんとは違ったので女性観とか全面的に同意というわけではないけれど、小谷野さんの考え方や物言いが好きなのでこの本も面白く読んだ。引用されていた谷崎潤一郎が永井荷風と違う女性観を持っていたという「私は女を自分より上のものとして見る。自分の方から女を仰ぎ見る」という言葉は自分もまったくその通りだし、夏目漱石などの女性嫌悪の話もなるほどと思った。自分は女の人に話しかけるのが苦手だし怖いけど、決して嫌いだからじゃないとわかったのでよかった。
2015/09/20
ふらん
挑発的な文章が楽しい。伊藤整から北の国、ガンダムまでを引用し、モテ・非モテ論を展開。恋愛に必要なのはコミュニケーションスキルでなく、話題発見能力だという指摘は10代の頃知っておきたかった。…しかしこの人、芥川賞候補になったけど、もし受賞してたらどんな会見になったのだろう。
2015/04/17
mazda
少し理屈っぽくて、ちょっと合わなかったかな…?
2018/03/10
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