自閉症: これまでの見解に異議あり! (ちくま新書 609)
自閉症: これまでの見解に異議あり! (ちくま新書 609) / 感想・レビュー
♪みどりpiyopiyo♪
2006年 発売当時の感想です。長文失礼。■近年の自閉症関連の出版物は、当事者&家族の書いたものと医学&医療側から見たものが多かったけど、この著者は福祉の人と聞き その点に期待して読んでみたのに、なにこれ? ■曰く、⚫︎自閉症ったってただの知的障害なんだから別枠で考えるなんてナンセンス⚫︎昔は『自閉症』なんて概念は無かったけど幸せにやってたじゃん⚫︎治療とか訓練とかスキルとか言わなくたって普通に生活させればいいんでしょ⚫︎世の中が『ありのままの障害者』を受け入れさえすればおーるおっけーじゃん と。(→続く
三崎口@ネットつないだら本格復帰します
あえて興味のない本を、ということで買ってみた。自閉症の人が並んでいるものに強く、順序、列、記憶の仕組みの仕組みなど興味深い話が読めてよかった。が、やっぱり最後は退屈だった。また時間が経ったときにあえて読みたい
2014/03/21
オランジーナ@
自閉症についての本ではなく自閉症論批判の本であった。山下清の人生は中々すごい。
2015/08/05
袖崎いたる
『レインマン』を見た後で、たしか誰かの何とかという本で言及されていたなという動機で辿り着いた本書。その映画の鑑賞は得てして兄レインマンを対象として、鑑賞者の主体性は弟メインマンに投影されるという。しかしあの映画を健常者視点で見るなら、対象とすべきは兄に限らない。なぜなら自閉症者の見方を整えていく弟の態度こそ、より親しむべきものである筈だからだ…と著者は指摘してる。また、自閉症者の私秘的な論理構造への執着は、ぼくたちが自分の日常の構造に波風を立てたくないことの、誇張されたリアリズムなのだと確認した。
2015/05/20
kaeru-kuro
さっととばし読みしてしまいました。自閉症について深く追求した本かと思えばそうでもない。特別支援教育の参考になるかと思って読んでみたが、いまいちぴんと来なかった。
2011/12/31
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