KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

タブーの正体!: マスコミが「あのこと」に触れない理由 (ちくま新書)

タブーの正体!: マスコミが「あのこと」に触れない理由 (ちくま新書)

タブーの正体!: マスコミが「あのこと」に触れない理由 (ちくま新書)

作家
川端幹人
出版社
筑摩書房
発売日
2012-01-05
ISBN
9784480066459
amazonで購入する

タブーの正体!: マスコミが「あのこと」に触れない理由 (ちくま新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

真香@ゆるゆるペース

皇室・宗教・同和・検察・ユダヤ・原発・芸能プロダクションなど、メディアが特定の話題を避ける理由や実例を挙げ、タブーの実態に迫っている。タブーは、日頃「表現の自由」を掲げるメディアが、暴力・権力・経済(カネ)に屈し、物理的な圧力に恐怖を感じて過剰な自主規制に走った結果。 我々はフィルター越しの偏った情報を受け取っているにすぎず、もはや何を信じたら良いのか分からなくなる。世の中の醜い部分が垣間見え、読み終えたあと複雑な気持ちになったけど、そういうものだと割り切り、真実を見極める力をつけるのが賢いんだろうな。

2020/08/01

やすらぎ

恐らくほとんどが真実なのかもしれません。メディア目線で何がタブーなのか書いてありますが、ここに記したくなくなるくらいの内容……今までの認識をはるかに越えてきました。 「利益共同体から生み出されるタブー」という構図は理解できました。 情報と上手く接するには、メディアニュースをそのまま受け取らず、ある一面だけではなく多面的に確認することが必要。そして、自分の頭で情報を整理するには、読書が一番適しているのかなと思います。 次は少しリラックスできる本を読みたいです。

2020/11/03

GAKU

あの『噂の真相』の元編集長が書いた1冊。同和、宗教、皇室、検察、政治家、大手企業、芸能プロダクション等々、それぞれの報道タブーが実例を挙げて書かれている。建前は『報道の自由』と謳っても、結局のところ殆どのマスコミは「経済(金)」、「権力」、「暴力」に屈し、報道を規制、自粛しているのが現状。そのような中で、右翼襲撃、数々の名誉毀損訴訟にも屈しなかった、「噂の真相」は気骨ある雑誌でした。毎月必ず読んでいた私としては、休刊になってしまったのは大変残念でした。こちらも中々興味深い1冊でした。

2018/12/10

ごへいもち

こういうのを読んでいると片付けとか部屋の掃除なんかしてる場合じゃない!という気になる。東電とか強制的に徴収している電気料金でこんなことやってるのかと思うと腹立たしい

2013/05/06

TakaUP48

伝説の雑誌「噂の真相」の副編集長を22年やったという筆者。「雅子」と呼び捨てにしたと右翼から岡留編集長と共に暴行を受ける。暴力で発言を消そうした皇室・宗教・同和タブー。権力タブーでは、内閣支持率に弱いメディアは小泉内閣を今の安倍内閣ほど叩けなかった。検察・警察・官僚へのタブー。新手の経済タブーは、マスコミの忖度と経営意識。電力各社、大企業、大手プロ等から、広告・タレントを止められると各社の存続は厳しい。名誉毀損高額賠償から、創価学会・AKB手法にみる抱き込み作戦。額面通りに報道の正義を信じてはいけない!

2019/12/22

感想・レビューをもっと見る