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問い続ける力 (ちくま新書)

問い続ける力 (ちくま新書)

問い続ける力 (ちくま新書)

作家
石川善樹
出版社
筑摩書房
発売日
2019-04-05
ISBN
9784480072207
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問い続ける力 (ちくま新書) / 感想・レビュー

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けんとまん1007

「では派」と「とは派」。最初は???、少し読み進めると、なるほど~と納得。予防医学者の石川先生との対談集だが、さすがに、知らない方ばかりではあったが、面白い。脳が、心が、バンバン刺激を受けた。果たして、自分はどっちなんだろう?100対0ではないと思うが、どっちの要素が強いのかと考えた。やはり、「とは派」の割合が大きくなるように心がけたいと思う。その先にあるのが、自分なりの考え方・動き方になるのだと思う。

2019/11/02

hk

知の知領域での思考、いわゆる知識の再現は現代人わけても日本の受験秀才が得意とするところだ。他方、無知の知領域での思考、さしずめ問題点を見つけだす知の創造は逆に大の苦手となっている。本書は後者の「問い続ける力=創造力」をテーマにした一冊。著者による論述と多くの識者との対談による二部構成だ。シンギュラリティ(技術特異点・汎用型AIの性能が人知を超える瞬間)がかしましく喧伝され、既存知識内の思索では人類がAIに太刀打ちできなくなるのが時間の問題である。だから創造力というものの価値が幾何級数的に高まっているのだ。

2019/08/21

Hidetada Harada

耳の痛い話。答えを求めて情報に飛びつき、流されて溺れる毎日を過ごしていることを実感しました。タイトルの「問い続ける力」は、最後の為末さんとのエピソードでイメージが湧きました。アスリートがパフォーマンスの向上を目指して試行錯誤を繰り返す。自身の仕事、目標に対しても日々こんな姿勢で臨めたらカッコいいなと。

2021/01/23

seki

世の中には、問題解決しようとして、既存の知識を応用しようとする「では派」と、根本から新たな知識を得ようとする「とは派」があるという。著者は「とは派」であろうとし、問題を「〇〇とは何か」と問いつづけることの重要性を強調する。考えることのヒントがつまった一冊。後半の「とは派」であり、各分野で活躍する人々の対談集は非常に面白い。問題を本質から探すのは、ある意味、ストイックなことだと思う。しかし、本書に登場するトップランナーたちは、それを楽しんでいるかのよう。凡人との違いは、そこから始まっているのだと思う。

2019/09/23

裏鬼門

続けないと、思考停止してしまう・・・

2021/04/18

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