人類5000年史Ⅴ ――1701年~1900年 (ちくま新書 1287-5)
人類5000年史Ⅴ ――1701年~1900年 (ちくま新書 1287-5) / 感想・レビュー
あらたん
前巻は読まずこの巻から読みはじめた。正直なところ世界各地で起きたことが年代順に羅列されているだけの書物であり長い歴史を通じての深い理解は得られない。その意味では失望が強い。この時代のヨーロッパは戦争だらけでまるで日本の戦国時代のようだと思った。
2023/12/31
Ryo0809
1701年から1900年までの200年間を描く第V巻。フランス革命に端を発する市民社会への大転換は、何度も試練の波をくぐる。産業革命はイギリス連合王国からヨーロッパに波及し、帝国覇権主義へと向かう。それはアジアの優位が完全に失墜したことを意味した。ムガル朝、サファビー朝、オスマン帝国が次々と倒れ、清も欧州列強に国力を奪われてゆく。米国が独立し、力をつける。日本もようやくにして世界へと目を向け動き始める。学問や芸術は花開いたものの、何ともきな臭い時代。これも人類の必然の歩みなのだろうか。
2024/10/06
ginkan2
時代が降るにつれて、事柄が多くなってきているせいか、事実の羅列が多くなってきて、背景や因果関係の解説が少なくなってきて残念な気がしています。こういう形式だとしょうがないのかなぁ。
2023/12/07
tks48
年に1回ずつ刊行される5000年史も残り2冊。「二〇世紀は平和で光り輝く年に見えました。」と19世紀を締めくくる。
2023/12/04
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