作家の日記〈6〉 (ちくま学芸文庫) (ちくま学芸文庫 ト 4-6)
作家の日記〈6〉 (ちくま学芸文庫) (ちくま学芸文庫 ト 4-6) / 感想・レビュー
lily
プーシキン程の才能はシェークスピアやセルバンテスを凌駕するほどの意義があると大絶賛の巻。逆説的にヨーロッパ人にロシア文化の崇高さの承認欲求を求める負け惜しみのくだりは笑った。
2021/06/01
brzbb
最終巻。ドストエフスキーはヨーロッパで社会主義革命が起こって体制が崩壊することを予感してたけど、それは半分だけ当たった。革命は起こったけどヨーロッパではなくロシアでだった。彼はロシア民衆の中にある聖なる正教の理念が、ヨーロッパひいては全人類を救うと信じていた。ソ連が崩壊しロシア連邦になってもそれは実現していない。それどころ正反対のことが起こっている。帝国主義丸出しの主張には腹も立つけどこの強烈な歴史的皮肉に読んでて悲しくなる。 https://blog.sunaotoko.com/archives/156
2023/02/04
astrokt2
未レビュー
2009/05/30
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