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世界宗教史 (3) (ちくま学芸文庫 エ 3-3)

世界宗教史 (3) (ちくま学芸文庫 エ 3-3)

世界宗教史 (3) (ちくま学芸文庫 エ 3-3)

作家
ミルチア・エリアーデ
Mircea Eliade
島田裕巳
出版社
筑摩書房
発売日
2000-05-10
ISBN
9784480085634
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世界宗教史 (3) (ちくま学芸文庫 エ 3-3) / 感想・レビュー

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ベイス

この巻だけで3年もかかりました。少しずつ、じっくりと…

2023/02/01

優希

インドの宗教にまつわる箇所が1番分かりやすかったです。ヒンドゥー教に仏陀の時代は唯一知っているインドの歴史だったからかもしれません。

2022/12/09

塩崎ツトム

儒教と道教の興り、ブッダの遍歴、ジャイナ教、オルフェウス教、ピタゴラス教、そして共和制時代ローマの宗教。そしてアレクサンダー大王の征服によって出会う東西の哲学。神話ごとに創造神話があるけど、宗教史は現代人類が一体どのように外の世界を認知し、体感していったかの巨大な神話じゃなかろうか。

2024/08/07

Copper Kettle

第3巻では「古代中国の宗教」から始まる。孔子と道家、道教にページが割かれているんだけど、なんと言っても驚きは道教の一種なのかな、三国志の序盤で暴れる黄巾賊の乱、その「黄巾」の最後の指導者が処刑されたのは1112年だったということ。そんなに長く続いてたんだ。あとはローマ、ケルト人やゲルマン人、と来て最後はアレキサンダー大王によってもたらされたヘレニズム。新石器時代、都市社会に続いて宗教史における重要な時期のようだね、ということで次巻に続く。

2022/12/29

roughfractus02

アジアにおいて、外に立つ体験(ekstasis)は、古代中国では道教的な陰陽の二元論的宇宙を作り、瞑想へと形を変えて密儀思想を形成する。一方インドではヴェーダ解釈をめぐる六師外道の喧々諤々の議論を批判しつつ、宇宙論的教義を排したゴータマ・ブッダが般若と慈悲の瞑想による実践を始める。他方、地中海から北欧までのインド・ヨーロッパ語族の神話体系が政治的征服/非征服の力学関係を刻み込みながら広範に分岐する中、ギリシャに興った哲学のイデアやクリナーメンの諸概念や洞窟等の比喩の中にも、脱魂的な神秘体験の痕跡が仄めく。

2021/07/02

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