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日本語大博物館: 悪魔の文字と闘った人々 (ちくま学芸文庫 キ 9-2)

日本語大博物館: 悪魔の文字と闘った人々 (ちくま学芸文庫 キ 9-2)

日本語大博物館: 悪魔の文字と闘った人々 (ちくま学芸文庫 キ 9-2)

作家
紀田順一郎
出版社
筑摩書房
発売日
2001-09-01
ISBN
9784480086617
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日本語大博物館: 悪魔の文字と闘った人々 (ちくま学芸文庫 キ 9-2) / 感想・レビュー

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sasha

普段、何も意識しないで読んだり書いたりしている日本語。でも、欧米の言葉に比べたら日本語に使用する文字の多さは圧倒的だ。明治以降、漢字廃止論からワープロ搭乗まで。膨大な文字数を要する日本語と格闘して来た人たちの記録。活字だとか写真植字。和文タイプライターの開発の話なんて涙もの。日本語、やっかいだけれど、母国語はやっぱり愛おしい。

2013/05/19

山島 小吉

漢字そのもののアート性は近年海外で評価されている。しかし、私たちは『力』や『鬱』、さらには、『大根』などと印字されたTシャツを来ている外人を見れば失笑するだろう。海外の人々には漢字の芸術性が発見でき、私たちが発見不可能なのは、漢字に一義的に意味を見つけてしまうからだろう。文字に一犠牲を要求したのは、電子メディアの発達であり、それを逃れようと新字を作り出そうとした試みは、本書で触れる事が出来る。

2013/05/11

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