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フ-コ-・コレクション (3) (ちくま学芸文庫 フ 12-4)

フ-コ-・コレクション (3) (ちくま学芸文庫 フ 12-4)

フ-コ-・コレクション (3) (ちくま学芸文庫 フ 12-4)

作家
ミシェル・フーコー
小林康夫
松浦寿輝
石田英敬
Michel Foucault
出版社
筑摩書房
発売日
2006-07-10
ISBN
9784480089939
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フ-コ-・コレクション (3) (ちくま学芸文庫 フ 12-4) / 感想・レビュー

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∃.狂茶党

言説、表象ということで、記述がめんどくさくなる。 絵画の分析など、同じようなことを繰り返しているように思えたり。 ある程度、『言葉と物』や『狂気の歴史』などを読んでいたほうが良さげですが、はるか昔『狂気の歴史』を読んだきりなんで、前提がよくわからないところが。  語りかける文章は比較的わかりやすい。 デリダ関連で夢と狂気の話、これはわからないなりに、興味深い。デリダを読まないとだめなんだろうか。

2024/05/19

またの名

子どもの頃から見ていたという「テクストを読むふりをしてるけど、それを勝手に作ってるのは実は自分。突然テクストが曇り喉が締めつけられて、目が覚める」悪夢が、まさしくフーコーに向けられた批判そのものなのは草不可避。生権力・生政治の後期フーコーが21世紀のトレンドみたいに持て囃されてるものの、各時代の思考様式を規定する一種の超越論的条件を探求した前期フーコーの認識論的な議論はやっぱり刺激的。マグリット論「これはパイプではない」やドゥルーズ論「劇場としての哲学」、歴史についてのニーチェ論等は脂が乗った感じで上質。

2015/06/07

ラウリスタ~

難しいな。フーコーも読めるやんと思った瞬間にこれだ。『言葉と物』の冒頭の文章(とほぼ同じ?)ものも収められており、大体、そのあたりの内容を扱っているようだ。解説はなかなか分かりやすい。かなり熱が入っているけれども。

2013/10/11

Akiro OUED

読解困難。系譜学は起源を探求しない。歴史学と考古学が事象の因果を掘り起こすのに対して、系譜学は事象の起きた社会について語る、らしい。現在の視点から過去を解釈するのがEHカーの歴史観だけど、過去の視点を現在に突きつけるのがフーコーの歴史観なのかな。フーコー自身、狂人だね。

2024/04/21

STO

ラス・メニーナス 分析が緻密だから話を追えるけど、結論部はまだあまり理解できなかった。

2024/03/16

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