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新編新宗教と巨大建築 (ちくま学芸文庫 イ 35-1)

新編新宗教と巨大建築 (ちくま学芸文庫 イ 35-1)

新編新宗教と巨大建築 (ちくま学芸文庫 イ 35-1)

作家
五十嵐太郎
出版社
筑摩書房
発売日
2007-06-01
ISBN
9784480090812
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新編新宗教と巨大建築 (ちくま学芸文庫 イ 35-1) / 感想・レビュー

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ndj.

こないだたまたまPLの塔の近くを通り過ぎて度肝を抜かれたので読んでみた。天理教、金光教、大本教など新宗教の成り立ちから、その理念、教義がどのように建築と結びあっているのかを非常に分かりよく解説してある良書。日本のみならずモルモン教やカオダイ教なども言及されており射程も広い。特に天理教の「切り無し普請」(膨張し続ける都市!)や大本教の成立から徹底的な破壊に至る過程などは興味深く読んだ。PLの塔は当初ピカソにデザインを依頼する計画もあったんだとか…「人生は芸術である」ならさもありなん、か。

2016/07/13

可兒

新宗教のめざす建築や都市計画から、その世界観をさぐろうという話。もともと都市畑の人なのか、新宗教そのものについては流して終わりのようだが、教会建築やスターリン様式なんぞを見ていると興味深く感じてくる

2009/09/17

たか

地元近くでは天理教、PL、ほんみち、弁天宗などが紹介されていました.

2020/10/16

塩崎ツトム

キッチュで俗悪的なものとして一蹴されがちな新興宗教の施設を分析。しかし新興宗教の建築に大谷幸夫や岸田日出刀、ミノル・ヤマサキといったビッグネームがでてくるとは思わなかった。

2017/04/23

せがわ

「巨大建築」、と銘打ってあるけれども、単に珍奇なものを眺めて楽しもうということでは全くない。彼らの建築史、信仰や教義から、いかにして空間の構築の論理を成立させるか、外部からの圧力や時代の状況といった、いわば周辺の要因が、いかにそこに影響を与えたか、などに関する詳細な調査と分析。天理やPL教団やらの、初期の資料が残っているうちに、よくやってくれたという気持ち。

2014/04/12

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