養老孟司の人間科学講義 (ちくま学芸文庫)
養老孟司の人間科学講義 (ちくま学芸文庫) / 感想・レビュー
jackbdc
約20年に書かれた本だが古さを感じない。生物学と哲学のハイブリッド。著者は若いころから「ヒトとはなにか」をずっと考え続けてたとのこと。関心があって読んでいるのだが、洞察が深く理解が難しい部分も多いので頭が疲れる。印象に残った点3つ、1.ヒトの情報世界:言語と能、遺伝子と細胞の2種類を定義する。2.都市:脳が作り出した反自然的な虚実として都市を定義付け。代表格は風習や社会制度。3.男女:男性的な視点が幅を利かす現状に疑問を呈しつつも、フェミニズムは都市的な視点にしか存在し得ないとその限界を示唆する。
2021/06/13
さきん
より養老氏の専門が生かされた内容。養老氏は虫とつきあっているからか世の中に対する切り口がユニークで的確でおもしろい。ほかのつぶやき的な本より難しいと思う。
2015/07/10
Go Extreme
人間科学とは: 自らを知れ 情報系としての人間 ヒトの情報世界: 情報ー流通する場と変換・翻訳の場 遺伝子と細胞 脳が扱う情報 世界は二つ: 一元か二元か 変化しつつ固定する 差異と同一性 生物学と情報: 生物学と情報系 都市とは: 脳が社会を作る 四苦の排除 都市とイデオロギー なぜ一神教か 手入れー日本の思想 人とは: 自己ー変わる・変わらない 西洋型自己の侵入 世間の人 共同体・世間 シンボルと共通了解; 言語と共通了解 クオリア問題と言語 自己と排除: 脳の・身体の自己 身体と排除 ヒト身体の進化
2024/09/04
DRYM_8
あと2回りくらい読まねば。
2010/10/22
Kotoko Sato
あと2~3回は読んで理解を深めないといけないけども。自分の頭がもっと足りてれば、突き詰めて勉強してみたい分野だなぁと思ったり。
2013/11/17
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