間主観性の現象学IIIその行方 (ちくま学芸文庫 フ 21-4)
間主観性の現象学IIIその行方 (ちくま学芸文庫 フ 21-4) / 感想・レビュー
∃.狂茶党
前巻から引き続き異常って言葉が出てくる。 ここでなんか引っかかりを覚えるんだよな。 フッサール、知的障害などを、人間以下ってみなしてない? それは危うい思想だと思う。 モナド論が難しい。 そもそも、設定自体恣意的なのではって思ってしまう。 虚構についての話が面白い。 認知をめぐるSFのアイディアになりそう。 タイトルにあるように、現象学のその先に踏み込んでいる。
2024/01/18
鏡裕之
ライプニッツのモナドを援用して、間主観性、他者の存在、同一の世界の存在、人間関係に迫る一冊。断片的だが、セックスにも切り込もうとしている。
2015/10/20
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