明治の文学 第25巻 永井荷風・谷崎潤一郎
明治の文学 第25巻 永井荷風・谷崎潤一郎 / 感想・レビュー
遠藤良子
授業で荷風の文学とガス灯について扱った際、先生が荷風をベタ誉めしたので初読。正直ストーリーは特に印象の残るものではなく、作中で描かれたその日は主人公の前にどのような場景が広がっていたのか、不本意なことが発生した場合に女性はどれほど困惑してどう行動するのか、という所が印象に残った。谷崎さんも初めて読んだけど、すごく目新しい印象ではなくて、どこかで味わった感じ。男女の性差と、話の中途半端さ、尻切れとんぼ感。
2013/01/17
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