ちくま日本文学全集 1 芥川龍之介
ちくま日本文学全集 1 芥川龍之介 / 感想・レビュー
いなぎ
一度は普通に読んだ後、研究論文をあれこれ読んで「へえ、そんなもんか」と思ってみたり、よく知らない言葉は全て辞書で調べてみたりして、がっつり楽しんで読んでみた。これはこれで面白かったんだけど、びっくりするぐらい進まないので、たまーに気が向いた時にやる程度にしておこうと思う(笑)
2023/02/13
いなぎ
一周目は普段通りに、二周目は馴染みのない言葉を片っ端から辞書で引きながら、三周目はJ-stageに転がっている論文を適当に漁りながら、という読み方を試し中。感想は三周終わった後に。
2023/01/11
へいへい
改めて読んでみると、頭いいのになんだか残念な人という印象が強まる。そばに居たくはないが、嫌いにはなれない。今でいうと厨二病って馬鹿にされるんだろうなこういう人。そういう生き方は35歳ぐらいが限界だったんだろう。そんな年齢を越えて、ようやくこの人の小説が面白いと感じてきた今日此の頃です。
2016/09/22
緑
「羅生門」などの代表作から、薄暗い話ばかり書いている印象があったので、「蜜柑」のような温かさを感じる話も書いていたのが意外だった。「蜜柑」「杜子春」「魔術」「地獄変」が好き。表紙のイラストは羅生門だと思うんだけど、何で収録されてないものを表紙にしたんだろう。
2015/06/18
るい
ずば抜けて『河童』が好き。「ガリバー旅行記」のような風刺小説とも読めるけれど、その中には、自殺2ヶ月前という芥川自身の狂気と人間観が詰まっている。芥川の言葉、考え、物の見方にとても魅力を感じる。他にも『鼻』『地獄変』『藪の中』など、読み応えのある作品が好き。
2010/12/31
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