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ちくま日本文学全集 2 寺山修司

ちくま日本文学全集 2 寺山修司

ちくま日本文学全集 2 寺山修司

作家
寺山修司
出版社
筑摩書房
発売日
1991-02-01
ISBN
9784480102027
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ちくま日本文学全集 2 寺山修司 / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

故郷はなく、父はアル中、母は親から愛されなかった子の間から生まれた寺山修司。そんな作者はまるで『グレート・ギャッツビー』のニックのように人々は惹きつけられ、ポツリポツリと付き合い、去っていく。そして作者が出会う人々は皆、「不幸だ」と訴える訳でもなく、繊細な心のための生き辛さによる哀しみを背負っている。だからこそ、別れた後、彼らが発狂したり、自殺しているというのが重く、のし掛かるのだ。そして競馬小説が特に面白かった。「おさらばという名の名馬」やキタオーザは馬の出自を巡る郷愁溢れるミステリーになっているのが乙

2018/09/18

いなぎ

多才の人、寺山修司。とか言いながら、実は映画や演劇での華々しい活躍も文学作品も全く知らなかった。が、500ページ近くをダレる瞬間もなく読み通せた。単純に面白い▼いわゆる作家という枠に収まる人ではなく、自伝的な作品からこの全集が始まっていることもあってか、どの作品も“自分の生“を書いているという印象を受けた▼それが小説であっても、何というか、寺山さんという人間のエグみが物凄く強く出ていて、小説の登場人物ならともかく、生身の人が自分を語っていると思うとちょっと…でも面白すぎて聴くのをやめられない。悔しい(笑)

2023/02/21

りつか

最近読んだネット小説で下の句が引用されていた短歌の全体を読みたくて借りた。随筆が中心で、短歌はいくつかの短歌集からの抄録。読みたかったものは読めたけど、短歌以外は not for me な感じだった。なので別の本も読むとしたら短歌集だと思う。

2021/07/28

めぐみ

読んでいると頭が混乱してくる。

2018/04/12

ビビッド

どれもこれも面白かった。もっと早く読んでおけばよかった。毛皮のマリーはとても面白くて舞台も見てみたくなった。ミッチーが出ているやつ。

2011/12/16

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