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ちくま日本文学全集 44 梅崎春生

ちくま日本文学全集 44 梅崎春生

ちくま日本文学全集 44 梅崎春生

作家
梅崎春生
出版社
筑摩書房
発売日
1992-11-01
ISBN
9784480102447
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ちくま日本文学全集 44 梅崎春生 / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

直木賞】短編集。ボロ家の春秋。蜆、輪唱、Sの背中、突堤にて、春の付き、赤帯の話、眼鏡の話、桜島、法師蝉に学ぶ、チョウチアンコウについて、解説:中野翠。年表あり。受賞作ボロ家の春秋、同居人との不思議な関係。おかしな人達はいるが、凶悪な人達ではないところがほっとする。

2014/09/07

ehirano1

「蜆」が印象に残りました。人間というかその何とも言えない暗部というか、上手く表現するのが難しいのですが、何が底にあるのかわかない深部というのでしょうか、そういったモノをダイレクトに読者に露わにしてきます。古典恐るべし!

2018/05/13

優希

再読です。市井のユーモアと自らの戦争体験を描いていますが、どの話もどこかクスリと笑えるものがあるんですよね。

2023/11/14

優希

とぼけていて、ユーモアがありました。どんな状況さえも思わず笑いがこみ上げてくるようです。

2022/04/04

kozy758

著者の初読書。辞書ひきまくった。読みやすい文体ではある。『Sの背中』『赤帯の話』『チョウチンアンコウについて』が好きであり、『ボロ家の春秋』『桜島』は佳作だと思う。「赤帯」の本当の正体と行先が気になる。彼は意志が強く、お別れのプレゼントもシベリアらしく、野性的だ。愛がある。また『桜島』の文体はきびきびしていて読みやすかった。

2017/11/18

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