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筑摩現代文学大系 77 安部公房・小島信夫集

筑摩現代文学大系 77 安部公房・小島信夫集

筑摩現代文学大系 77 安部公房・小島信夫集

作家
安部公房
出版社
筑摩書房
発売日
1984-11-01
ISBN
9784480108777
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筑摩現代文学大系 77 安部公房・小島信夫集 / 感想・レビュー

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Tonex

小島信夫の「どちらでも(小説風に書かれた戯曲)」のみ目を通す。〈この芝居は小説ふうに読めるように書いている。芝居の脚本であるがため読者が大へんな想像力を要することがないようにというしくみである。〉とのこと。

2015/03/02

正坊

図書館の本。「他人の顔」を再読。前回読んだのはン十年前の若い時。実験で顔にひどい瘢痕の残った男が、他人の顔を型どった仮面を作り、それによって世間(とその代表である妻)との関係を取り戻そうとする。顔と仮面に関する哲学的ともいえる記述が多いが、以前に読んで印象に残っていた場面も多くあった。ほとんどが男がノートに書いた記述から成り立っており、「箱男」との関連も感じられる。自分は昔この本を読んで日記をに書き始め、中断はあっても日記の習慣がついたのだが、当時書いたのはどこにいったか、恥ずかしいので処分しなくては。

2023/06/05

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