筑摩現代文学大系 91 森茉莉・津村節子・大庭みな子集
筑摩現代文学大系 91 森茉莉・津村節子・大庭みな子集 / 感想・レビュー
Chunko
津村節子の「さい果て」、読んでいてこんなに苛々した本も珍しい。同じことを章が変わるたびに書き、しかもところどころ細かいところが違っていて、なぜ…としか。しかし置いた姉妹が自殺する話はラストの意外さが良かった。大庭みな子のはロシア人が出てきて、おおっとちょっと身を乗り出す。森茉莉については言うことはありません。
1994/07/08
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