二十世紀 上 1900~1945 (ちくま文庫 は 6-10)
二十世紀 上 1900~1945 (ちくま文庫 は 6-10) / 感想・レビュー
i-miya
2014.01.10(12/21)(つづき)橋本治著。 01/09 ◎1913である。 次の年が世界大戦。 この年バルカンは揉めていた。 5月に終わったと思ったら、1ヵ月後また第二次バルカン戦争が始まった。 そのごたごたが1914、第一次世界大戦へと続くのだが・・・。 日本は関係なかった。 日本は日露戦争の好景気も短く、不景気に悩んでいた。 そのとき第一次世界大戦。 豊かになった大正デモクラシー、平穏な時期がやってくる。 T02のことである。
2014/01/10
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2014.02.25(01/21)(つづき)橋本治著。 02/24 (P135) (◎1913、つづき) アメリカでは、イギリスから来たチャップリンという青年が、映画制作者マック・セネットと契約。 喜劇俳優となる、No1。 ココ・シャネル、女用スポーツウェア売り出す。 橋本、京王線代田橋駅で菓子屋。◎1914。 この年、6/28、サラエボ、バルカン半島で、オーストリア皇帝の皇位継承者ツランツ・フェルディナンド大公夫妻が暗殺された。 私は、オーストリアはどうなったか、と首を捻(ひね)る。
2014/02/25
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2013.01.29(初読)橋本治著。 2013.01.28 (カバー) 20世紀は、戦争と革命の時代。 しかし、1年ごとに見ていけば、意外に、大事件の年は少ない。 そんなふうに、私たちは、毎日、普通に生きているのだ。 この百年で何が変化し、何が変化しなかったか。 橋本治が歴史の全体像を身近なものへと引き寄せる。 (橋本治) 1948.03、東京生まれ。 老境、東京大学文学部国文科卒。 1977、『桃尻娘』講談社小説現代新人賞、佳作受賞。
2013/01/29
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2013.05.14(つづき)橋本治著。 2013.05.13 ◎1904。 日露戦争-仕方がないので東南アジアの国際情勢を語ろう。 洪秀全の引き起こした太平天国の乱。 キリスト教の伝道書を読み、「何年か前、自分が見た夢、病気だったころ。このことだったのか。気品有る金髪の老人、洪秀全を老人の宮殿に招き、全世界の人類は、私が産んだのに、だれも私のいうことを聞こうとせず、悪魔を崇拝している、お前はそんなことをしてはだめだ、悪魔を追い払え、剣を渡すから」1850、太平天国の乱、1864年まで続く。
2013/05/14
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2013.05.26-2(つづき)橋本治著。 2013.05.23-2 ◎1906。 この年、夏目漱石、『坊ちゃん』発表。 『坊ちゃん』は、もしかしたら今の日本人が普通に読める唯一の明治文学である。 今の日本人が普通に読む唯一の日本文学かも知れない、小学生でも読める。 そういうものがもうこの時代、書かれていたのである、奇跡のような気がする。 日本の近代文学の歴史は、1887に始まる。 二葉亭四迷の『浮雲』が出た。 言文一致体小説。
2013/05/26
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