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古本生活読本 (ちくま文庫 お 34-3)

古本生活読本 (ちくま文庫 お 34-3)

古本生活読本 (ちくま文庫 お 34-3)

作家
岡崎武志
出版社
筑摩書房
発売日
2005-01-01
ISBN
9784480420435
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古本生活読本 (ちくま文庫 お 34-3) / 感想・レビュー

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KAZOO

本当に著者は古本が大好きだということがよくわかります。私も好きでしたが、さすがにもう古い本を増やすのはやめようという感じです。いわゆる黒本といわれている本などを、週末に神保町に行っては漁っていましたが今はやめました。著者のこの本を読むとまた虫がうずいてきます。本等に古本屋が好きなのですね。海外に行ったり様々なうんちくを述べたりして読んでいて楽しくなります。

2016/01/19

hiro

岡崎さんはTV『すずらん本屋堂』で見かけたり、枚方市出身ということでも知っていたが、角田光代さんの新刊『ポケットに物語を入れて』に、角田さんが書いた10年前に発行されたこの文庫本の解説が載っていたので、この本に興味を持ちネット古書店で購入した。岡崎さんのビョーキ(古本病)を‘満喫’させてもらい、奥付が日本特有だとか、検印など本の知識等も楽しく勉強させてもらった。しかし、ここに出てくる本のほとんどがディープすぎて、ネット古書店に注文しようとは思わなかった(笑)。角田さんとの共著『古本道場』は是非読みたい。

2014/12/18

阿部義彦

本日開催の古本市で見つけました、大好きなちくま文庫、2005年刊。古本の伝道師別名均一小僧の岡崎武志さんの案内書。初めて見ました、色んな豆知識満載。自分的には、伝書鳩を昔(昭和一桁から20年位)、新聞社の屋上で飼って、僻地への取材の際には複数の鳩を持って原稿や写真を現地から飛ばしていた事。私も知識では知ってました(昭和36年生まれ)が、その実際を語った本の話です。原稿は小さい筒に入れて足にくくる、写真は小さなリュック(そもそもフィルムの大きさ分かるかな?)に入れて背負わせたそう。隔世の感!電話が無い時代。

2024/06/08

ふろんた2.0

2005年の本で昔からあった古書店が新古書店に駆逐されながらも、ネット書店が出始め、おしゃれな古書店が出始める前の古書と古書店のエッセイ。古本買いは新刊買いより貧乏になるというのがよくわかります。気さくさや親しみやすさを気取った文体なんだけど、文章があまり上手でないせいか、どこか昭和のおじさん臭さを感じます。

2015/12/04

おらひらお

2005年初版。古本をネタに書かれた本です。目の付けどころが良い著者の古本に関する本ですが、最近刊行された本の種本的位置づけになっていることがわかりました。というか、最近のほうに少しかぶりが多いかな。

2012/05/13

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