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諸国空想料理店 (ちくま文庫 た 45-1)

諸国空想料理店 (ちくま文庫 た 45-1)

諸国空想料理店 (ちくま文庫 た 45-1)

作家
高山なおみ
出版社
筑摩書房
発売日
2005-03-09
ISBN
9784480420527
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諸国空想料理店 (ちくま文庫 た 45-1) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

高山なおみさんは、かつて吉祥寺にあった「諸国空想料理店KuuKuu」(残念ながら今はもうない)のシェフをつとめていた人。これを読んでいると、お店がなくなってしまったことがつくづく残念に思われる。「空想料理」を標榜しているのは、その国や地域にある料理そのままではなく、ケニア料理ならこんなものだろうと想像をたくましくして作った、それらしい雰囲気のものを供するからである。いわば、かつてNHKで放映されていた「妄想日本料理」のような感じといえばいいだろうか。ライブあり、パーティありのほんとうに楽しそうなお店だ。

2017/10/31

nina

料理家の高山なおみさんが吉祥寺の諸国空想料理店kuu kuuという店でシェフをされていた時のエッセイ&レシピ集。1990年から13年営業していたこの店は学生時代の思い出の場所だった。どこかゆるい空気をまとった空想世界のオアシスのような店内と遊び心あふれるネーミングの多国籍なお料理の数々に刺激を受けながらユーラシア大陸を数ヶ月かけて横断した友人の話を聞いているうちに自分もその気になりヨーロッパ横断の一人旅へ出た。高山さんのエッセイも旅にまつわる話がたくさん。それと恋の話。懐かしく、せつなく、お腹の空く話。

2013/11/27

ヨータン

このレストランもうなくなってしまったんですね、残念。行ってみたかったです。味だけでなく、においやその国の空気感まで想像できてしまうくらい、食べ物の表現の仕方が上手。

2017/11/26

T. みぃた

6/15のBook!Book!Sendai「食を味わう」という企画で高山なおみさんの講演を聞いたあと、6/28の一箱古本市で見つけた本☆kuukuu時代の話も語っていたので厨房の熱や匂いが一層伝わってくる!!

2014/06/30

niz001

うまそうはうまそうなんだが…。オシャレっぽいのが受け付けないのか?

2016/02/19

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